【家づくりの知識】見えないけど大切な断熱のこと

断熱材の種類と特徴

そもそも断熱とは...

断熱とは、文字通り外気の熱を遮断することです。

通常、住宅は窓や壁を通じて外気の熱が室内に伝わったり、逆に室内の熱が外へ出ていき、外気温と同じように冬は寒く、夏は暑くなります。

それを防ぐために、最近の住宅では断熱性の高い窓や断熱材を採用することで、住宅の断熱性能を高めているのです。

つまり、断熱性能が高ければ高いほど外の寒さや暑さに影響されずに快適に過ごせるということになります。

断熱材の画像です

快適な住まいづくりのためには、断熱性能について考えることが欠かせません。断熱性能の良し悪しを決める『断熱材』選びは大切です。今回は断熱材の種類や特徴についてご紹介します。

 

代表的な8つの断熱材

一年中快適な高断熱の住宅にするには、開口部の断熱性を高めることや壁・床・天井に断熱材をいれることが必要です。

その断熱材には多くの種類があり、それぞれに特徴があります。「とにかく断熱材を入れれば安心」ということではありません。断熱材の性能によっては付帯工事や弱点を補う必要が出てくる場合があります。

断熱材の名称と説明

 

3つに分類される断熱材の種類

断熱材の種類

鉱物系の断熱材

  • グラスウール

溶解したガラスを繊維状にし、接着剤を吹き付けて成形する断熱材です。断熱材としては最もポピュラーな種類で、多くの住宅に使われています。

  • ロックウール

玄武岩や鉄鋼スラグと呼ばれる製鉄時の副産物などを溶かし繊維状にして成形します。グラスウールよりも高価です。

石油系の断熱材

  • ビーズ法ポリスチレンフォーム(EPS

一般的に発砲スチロールと呼ばれるもので、ポリスチレン樹脂に発泡剤や難燃剤を添加してビーズ状にしたものを発砲成形します。価格が比較的安く、施工がしやすいため広範囲の施工に適しています。

  • 押し出し法ポリスチレンフォーム

ビーズ法と同じような材料を使用し、原板を押し出し成型します。シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドをほとんど含まないため、安全性が高い断熱材です。

  • 硬質ウレタンフォーム

ポリウレタン樹脂と発砲材を混ぜて成型する断熱材。比較的価格は高いですが、断熱性が高く耐久性に優れています。

  • フェノールフォーム

フェノール樹脂と発泡剤、硬化剤を混ぜて成型します。不燃・準不燃材料の認定を受けていて、有毒ガスがほとんど出ません。

自然系の断熱材

  • セルロースファイバー

新聞の古紙などを粉砕して綿状に成形します。防火性能や害虫予防の効果もあり、あらゆる場面で使われています。

  • ウール(羊毛)

羊毛を原料としマット状かバラした綿のように成形します。調湿性があり、壁内の結露を防ぐことができます。天然素材で出来た防虫剤を使っていてその効果は半永久的です。

壁断熱工事の画像

 

断熱材選びのポイント

断熱材を選ぶときに最も重要なのは、断熱性能の良さです。断熱性能が高ければ熱を通しにくく、室内を快適な温度に保つことができます。

その指標となるのが断熱材の熱伝導率です。

熱伝導率とは、熱の伝わりやすさを示す数値のこと。熱は高温から低温へと運ばれます。その伝わりやすさを分かりやすく数値化したものです。この数値が大きいほど熱伝導率が高くなり、温度変化がおこりやすい物質ということになります。反対に、数値が小さいものほど熱を通しにくく、断熱性能に優れている物質になります。

断熱材選びのポイント

屋根断熱工事の画像

 

内断熱と外断熱

断熱材を選ぶと同時に着目したいのが施工方法です。

いくら断熱性能のよい断熱材を選んでも効果を発揮できるように施工できなければ意味がありません。断熱材は隙間なくしっかり敷き詰めることで、初めてその恩恵を受けられます。隙間ばかりだと熱を通りやすくしてしまうのです。しっかり断熱するには2つの方法があります。

充填断熱工法(内断熱)

充填断熱とは、柱など構造材の間に断熱材を充填する方法です。主に柱と柱の間などに使われます。比較的安価に施工でき、あらゆる断熱材を使用することができます。いわゆる「内断熱」とよばれる工法です。また、柱と柱の間に断熱材を充填するため、壁が厚くならず、狭小住宅でも効果的に活用することができます。

外張り断熱工法(外断熱)

柱の間に断熱材を充填する内断熱と違い、柱の外に断熱材を張り付ける工法になります。

大きな利点として、柱を外側から覆うため内断熱と違って柱出入りが少なくなります。その分、外気の影響を受けず、断熱性と同時に気密性も高くなります。気密性が高いということは、建物内外の温度差が小さくなり、結露も発生しにくいという利点も生まれます。また、外張り断熱柱の外から躯体を覆うため、構造体の保護にも役立ちます。デメリットとしては、充填断熱工法と比べてコストが高くなることが挙げられます。

付け加えると、内断熱にも外断熱にもそれぞれメリット・デメリットがあります。その両方を補う方法が、「付加断熱工法」という施工方法です。

簡単にいうと、内断熱と外断熱の両方をする施工する方法で、断熱性や気密性に優れています。ただし、両方を施工するためコストが高くなります。

また、断熱材の種類によっては外断熱に向いているものや内断熱に向いているものがあるため、断熱材によって適した施工方法を選びます。

付加断熱工事の画像

 

弊社の標準仕様として

竹野内建設では、床や一部基礎断熱に押し出し法ポリスチレンフォーム(スタイロフォームIB 厚50㎜)を採用しております。万が一、浸水した場合でも水や湿気に強く被害を少なく抑えることができます。

また、壁や天井には高性能グラスウール(旭ファイバー:アクリアネクストやアクリアマットなど)を使用します。どれも断熱性能や施工性もよく、価格も比較的抑えられます。

また、弊社は経験豊かな大工方の丁寧な施工と現場管理の厳しいチェックでしっかりと断熱性能を確保した住まいづくりを進めております。理想の住まいづくり・快適な暮らしのために断熱性にこだわった住宅を検討することはとても大切です。

床断熱工事の画像

竹野内建設は、

住まいは人を守ったり、子どもが育つ大切な環境として捉え、

心身を健やかに保つように使用素材を精選し、

採光・通風・ご家族の暮らしの動線に配慮した間取りを提案しております。

住まいのこと、家づくりのこと、どうぞご相談ください。

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